広忠の謀略☆ | げむおた街道をゆく

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父が若くして暗殺されてしまった広忠。
惣領の地位を狙う一門・松平信定から逃れ、伊勢へと亡命する羽目になる。
しかし、東条吉良氏や今川氏を味方につけて形勢逆転、三河へ帰還した。

さて、信定に同心した一門の中に、松平信孝がいた。
広忠帰還が具体化すると、これに積極的に協力してちゃっかりと後見役に収まった。
これで安泰と思ったか、城地の横領など専権をふるうようになる。

そして天文十二年正月、広忠は長らく病床にあった。
今川家へ参賀に行くことになっていたので、信孝が代役になり、駿府へとたった。

…もう言わなくても分かると思うが、広忠の罠である。
あっという間に信孝の館と知行は占領され、城は攻め破られた。
驚愕した信孝は和解を望み、今川義元にも訴えたが、もちろんかなうはずもない。
 

仕方なく織田信秀に寝返った信孝、
岡崎攻撃のために出陣したところ、広忠軍に射殺されてしまった。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ 神祖・家康の父、松平広忠

 

 

 

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