秀吉が、長政を甲斐に封じて曰く☆ | げむおた街道をゆく

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豊臣秀吉はかつて浅野長政とともに、浅野長勝の世話になっており、
ある時に、二人は約して兄弟の間柄となった。

秀吉が出世するに伴って長政は軍国の政務を掌り、吏民の心を得た。
文禄四年、秀吉が長政を甲斐に封じて曰く。

「お前とは兄弟であるのに、こうして天下の君主になっても、
大国を与えてやれないのは本当に恥ずかしく思う。
しかし、それも天が定めたことだから恨まんでくれよ。」

長政は深く、その恩を感じ涙を流したという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ 古狐が殿下に、浅野長政

 

 

 

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