宗教政策☆ | げむおた街道をゆく

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信長の在世中のこと。

高山右近殿の所領である、高槻領の仏僧たちは、

我らの教えを聞こうとも、それを望みもせず、

ましてやキリシタンに成ろうと決心することはなかった。
 

高山右近殿は、彼らの所にあれこれ使者を遣わして説教を聞くようにと願い、
「もし全くその気持ちがなければ、予は貴僧らを領内に留めおく訳には行かぬ。」
と伝えた。

 

そこで終に彼らは説教を聞くに至り、百名以上の仏僧がキリシタンと成り、

領内にあった神と仏の寺社は尽く焼却され、

そのうち利用できるものは教会に変えられた。

それらの中では摂津国で高名な、忍頂寺と呼ばれる寺院があった。

この寺は現在では、
同地方で最も立派な教会の一つとなっている。
そこでは大規模に偶像が破壊された。

すなわち彼の地には多数の寺院があり、仏僧らは山間部に、
これら大量の悪魔の像を隠匿していたが、それらはまもなく破壊され火中に投ぜられた。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ 洗礼名・ジュスト、高山右近

 

 

 

ごきげんよう!