信忠は、能を好み☆ | げむおた街道をゆく

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天正九年の事。

 

織田信忠は能を好み、自身もこれを行った。
身分の高い者も低い者も、その腕前を見事と言った。

織田信長は、これを聞いて、

「武将たる者が、むやみに能を好むものではない。」
と言い、大変しらけた。

そこで信忠は、能道具をすべて取り寄せ、丹波の猿楽師・梅若大夫に与えた。

弟の信雄・信孝もこの道を好んだが、信長はこれについては知らなかった。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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→ 幼名・奇妙丸、織田信忠

 

 

 

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