そこに、たまたま目覚めた嘉明☆ | げむおた街道をゆく

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加藤嘉明が、若松へ移った翌年、盆の夜に、

守岡主馬の別邸で踏歌があった。

嘉明が眠りに就いた後、侍臣は密かに出て行ってこれを見たので、
ただ一人の老人が次室に残るのみとなった。

そこにたまたま目覚めた嘉明が、

「侍臣らはいずこにおる。」

と問うたので、
老人は事実を答えた。

これを知ると嘉明は老人に、

「お前も見に行け。」

と言った。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 沈勇の士、加藤嘉明

 

 

 

ごきげんよう!