天正三年より、加藤嘉明は近江長浜の羽柴秀吉に仕えた。
秀吉は嘉明を養子の秀勝に近侍させた。
時に十三歳。
天正四年、秀吉が播磨を征伐するや、嘉明は主の秀勝に暇を告げずに、
おもむいて軍に従った。
夫人(政所)は怒って秀吉に、
「孫六は無頼な者です。早くお帰しになってください。」
と書を送ったが、
秀吉は、その盛んで勇ましい志に感心して、嘉明を軍中に留めた。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
こちらもよろしく
ごきげんよう!
天正三年より、加藤嘉明は近江長浜の羽柴秀吉に仕えた。
秀吉は嘉明を養子の秀勝に近侍させた。
時に十三歳。
天正四年、秀吉が播磨を征伐するや、嘉明は主の秀勝に暇を告げずに、
おもむいて軍に従った。
夫人(政所)は怒って秀吉に、
「孫六は無頼な者です。早くお帰しになってください。」
と書を送ったが、
秀吉は、その盛んで勇ましい志に感心して、嘉明を軍中に留めた。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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