板倉勝重を推薦します☆ | げむおた街道をゆく

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徳川家にとっての京都所司代は、

関ヶ原後に奥平信昌が就任したのが初めである。
 

さて、信昌は後に大幅な加増転封を受けたため、所司代から身を引いた。
京を差配できる後任は誰なのか。
家康は、知恵袋の本多正信を呼び、意見を聞いた。

正信、「左様、板倉勝重を推薦します。」
家康、「勝重か。あれはまだ小禄で、町奉行だぞ。京での仕事に向くかどうか…。」
正信、「なんの、能は確かです。これを機に、加増なされませ。二万石ばかり。」
家康、「二万!?」
正信、「京で奉行となれば、彼が幕府、すなわち上様のお顔となるのですぞ。

安く見られたいのですか?」
家康、「……わかった。」

と、こんな経緯で、名奉行・板倉勝重が生まれたのだという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 狸寝入り、本多正信

 

 

 

ごきげんよう!