加藤清正との交誼☆ | げむおた街道をゆく

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文禄の役の折、加藤清正は渡海前に榊原康政のもとを訪れ、
「異国の戦にあっても、式部大輔殿の武勇にあやかり手柄を上げたいと存じます。
ぜひ、あなたの馬印をお借りできないでしょうか。」
こんなことを頼んだ。

清正と康政の交誼がいつ頃からが始まりか、よくわからないが、
秀吉の関東征伐の折には、清正と康政は情勢を知らせる文を送りあったり、
また清正からは帷子を贈られるなど、誼を通じ合った様子が見られる。
 

康政は清正の頼みを快く了承し、康政の金の桔梗笠の馬印は、
清正とともに海を渡り、彼の活躍を見届けたのである。
 

慶長の役の後、帰国した清正は、馬印のお礼に、

朝鮮で手に入れた五倫書を康政に贈ったという。
 

後の話になるが、清正の娘・古屋は、

榊原家を継いだ康政の三男、康勝に嫁いでいる。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ ”無”の字の旗指物、榊原康政

 

 

 

ごきげんよう!