酒井の太鼓☆ | げむおた街道をゆく

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徳川家康が、三方原の戦いに敗れて、浜松城へ逃げ帰ってきた後、

武田方は、勢いよく、城門の近くまで追ってきた。
 

このとき家康は、後から逃げ帰って来る者のために、城門を開いたままにして、

城門の外へ、とてつもない大きなかがり火を焚かせた。
 

武田方は、この大きなかがり火を見たとたん、

「何か策略でもあるのではないか。」

と城の近くで様子を見ることに。
 

すると城の中を守っていた酒井左衛門尉忠次が、

突然、太鼓を高々と打ち鳴らし始めました。
 

驚いた武田方は、

「きっと何かあるにちがいない。」

と思い、急いで浜松城から離れていき、

徳川家康は、かろうじて城を守ることができたという。

 

その酒井忠次が、打ち鳴らして、

敵を退散させた太鼓が、

「酒井の太鼓」

と呼ばれている。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 海老すくい、酒井忠次

 

 

 

ごきげんよう!