秀忠の落馬☆ | げむおた街道をゆく

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徳川秀忠が、鷹狩に出かけた時、左が山、右が川岸の切り立った細道を馬で移動した。
 

その時、家臣の石谷長門は馬副いとして秀忠の側にいて、川岸の方を通った。
が、長門はちょっと張り切りすぎた。

秀忠を抑えすぎて山側に落馬させてしまった。
秀忠落馬という事態に家臣たちは、秀忠のもとに集まって騒然とした。

「あぁ、やってしまった・・・。これは、お手討ちであろう・・・。」

と長門は覚悟していたが、秀忠は別段気にする様子もなく、

「長門がわしを心配しすぎたために馬から落ちてしまったな。

お前にはとんだ迷惑だろう。
だが、別にどこも痛くはない。長門、砂を掃ってくれ。」

と長門に言ったのであった。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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→ 将軍後継者、徳川秀忠

 

 

 

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