明智光秀と陣を並べる☆ | げむおた街道をゆく

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信長包囲網が形成されていたころ、

松永久秀と明智光秀が、陣を並べることがあった。

 

戦を前にして、
陣を見回っていた光秀は、久秀の備えの一部が突出しているのを見つけ、

久秀に忠告した。
「松永殿、貴殿の備え、少し出張り過ぎたところがあるようだ。

今のうちに、備えを立て直されよ。」

「おお、これは面目ない! 

しかし明智殿よ。この松永も日ごろ茶人、数寄者と呼ばれる身。
それが人前で二の湯を継ぎ足し、

茶を『点て直す』などという見苦しきマネは思いもよらぬ。
あの備え、廃るというなら捨てるまでよ。それ、かかれ!」

そう言って、そのまま敵陣に突き入れ、勝利してしまった。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 平蜘蛛の釜、松永久秀

 

 

 

ごきげんよう!