久秀とまんじゅう☆ | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

松永久秀が織田信長のもとで活躍していたころ、

久秀は、信長に陣中の兵士について訴えた。
「兵士たちが、たびたび陣を抜け出して近くの町に入り浸り、

乱暴狼藉を働くので風紀が乱れています。」
 

これを聞いた信長は秩序を取り戻すために、陣中の兵士たちが町の中に入ることを禁じた。
 

町へ買い出しに行くこともできなくなった兵士たちは困り果てた。

そこへ松永久秀は直属の部下を、ひそかに町に派遣してまんじゅうを買い占めさせ、

そのまんじゅうを陣中の兵士たちに売りつけると、
飛ぶように売れた。

 

調子にのった松永久秀は、娯楽に飢えた兵士たちに遊女を世話することまでして、
大いに儲けた。
 

信長が発した町への立ち入りを禁ずる命令が、うまく利用されてしまったわけである。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 平蜘蛛の釜、松永久秀

 

 

 

ごきげんよう!