昔、松永という名人も☆ | げむおた街道をゆく

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ある日、細川幽斎がこんなことを言った。

「人は誰でも、趣味や得意なものがある。

弓・鉄砲、馬、蹴鞠、兵法、料理、乱舞、和歌、碁・将棋、鷹狩。
 

数寄道だろうが武士道だろうが、自分の好きな事は他人に話したくなり、

他人が自分の好きな事を話していれば、その話を聞きたくなるだろう。

つまり人がふだん何を話し、何を面白がるかを知るのは、

その人を知る上で大切なことだ。

 

例えば侍ならば、武道について話し、

他人が武辺話などを面白がって聞く者は、それだけで良き心がけの者を言えよう。

昔、松永という名人も、

“人間の心中は大抵、その人の趣味の話を聞き、一緒にいる友人を見れば分かる”
と言っていた。間違いなかろう。」

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 当代一流の文化人、細川藤孝

 

 

 

ごきげんよう!