越後転封裏話☆ | げむおた街道をゆく

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越後の国は、実高三百万石と云われた大国であった。

ある時、秀吉が景勝にこう聞いた。
「そこもとの領土はいかほどのものかな?」

ありのままに答えては、その豊かさから取り上げられかねないと思った景勝は、

こう答えた。
「七、八十万石ほどでございます。」

しかしそれは秀吉の罠だった。
「なんと、名門上杉家がそんなに少ないとは!

それでは会津百二十万石に増やして、国替えして進ぜよう。」

「・・・・(しまったー)。」

上杉家の会津国替えはこのようだったと伝えられている。

この時、直江兼続も米沢三十万石となったのであった。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 不識庵以来の軍法、上杉景勝

 

 

 

ごきげんよう!