朝鮮の役の時。
小西行長は、一番に朝鮮の都に入り高名をしようとして、
その道筋の城には手をかけず、直に入ろうとしている、
という情報が聞こえてきた。
そのため黒田長政は、小西が通りすぎた道に残された城を攻め落とし、
後続の味方が安心して通過できるようにしようと、大道筋に進軍した。
中でも昌原の城には大勢が籠城していたのを、長政は昼夜これを攻め、
数度の戦いの後ついに乗っ取り、500余人を討ち取った。
長政が道筋の城々を攻略した事により、
後続の軍勢は難なく都の攻め入ることが出来たのである。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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