徳川家による、大坂城再建が始まったころのお話。
ある日、細川忠興が普請総奉行である藤堂高虎と出会った。
話が石垣用の石について及んだ時、
高虎は、
「伏見城の石を持ってくればいい。
ついでに日雇い人夫を使えば安くあがる。」
それを聞いた忠興、
「さすがは。」
と褒めたたえた。
後日、息子の忠利へあてた手紙の内容。
「伏見の石だけで足りるわけないじゃないか。
ホント高虎ってやつはつまらんやつだ。」
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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