福島左衛門大夫正則は、世に聞こえし強勇の将であったが、
ある時内室が、嫉妬のことより怒って長刀を取って斬ろうとした。
正則は色を変じて、表座敷まで逃げ出した。
そこで近習に語ったという
「私は戦場において敵に後ろを見せたことはないが、
今日は畳の上に、て敵に後ろを見られてしまった。
さても、女の怒れるほど凄まじき物はない。」
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
こちらもよろしく
ごきげんよう!
福島左衛門大夫正則は、世に聞こえし強勇の将であったが、
ある時内室が、嫉妬のことより怒って長刀を取って斬ろうとした。
正則は色を変じて、表座敷まで逃げ出した。
そこで近習に語ったという
「私は戦場において敵に後ろを見せたことはないが、
今日は畳の上に、て敵に後ろを見られてしまった。
さても、女の怒れるほど凄まじき物はない。」
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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