二条城会見当日の福島正則☆ | げむおた街道をゆく

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慶長十六年(1611)3月28日、豊臣秀頼が、徳川家康のある二条城へと出向いた。

いわゆる二条城会見が行われる。

この日、福島正則は、秀頼の供をするはずが、その場に姿を表さなかった。
その理由は、このようなことであったそうだ。

その当日、伏見の屋敷において正則は酔っており、

何を腹立たしく思ったのか、
妻の鏡を奪い取って打ち砕こうとした。
 

この場に正則の息女が出てきて、正則を強く諌めた。

ところが相手は酔っ払った福島正則である。
道理など通用するはずもない。

彼はその鏡を息女の頭に打ち付けた。

そこでその場は大騒ぎになり、家中の者たちが正則を取り押さえるなどしているうちに、
正則は部屋の外に出て、高いびきをかいて寝入ってしまった。
こんな事があったので正則は、秀頼の供から外れたということである。

ちなみに正則はこの事を全く覚えておらず、

目が覚めた後その次第を聞いて、大いに驚いたという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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