天正10年3月備中冠城攻め。
清正は、物見役として甲賀忍二名を連れて、物見を始めた。
物見を始めて直ぐに飛び越せそうなくらいに壊れている壁を発見した。
清正、それを見つけて何を思ったのか、走って壁を飛び越えた。
見つめる忍びを尻目に、清正大声で、
「清正一番乗り也! 続け!続け!」
と敵に向かって吠えた。
当然、敵が40~50程攻め寄せた。
忍びもまずいと思い清正と共に城内に突入して、
3人対40人の壮絶な戦いが始まったが、
内部混乱の隙を突いて、味方が門を突破し清正等を救出した。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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