筑紫の押しかけ姫☆ | げむおた街道をゆく

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岩屋城に、一人の武者が姫君を連れてやって来た。

彼は筑紫広門の家臣・筑紫六左衛門と言う。
 

岩屋城主の高橋紹運は二人を書院へ通した。

姫君は用件を話そうしたが、顔を真っ赤にして涙を流してたので、

代わりに六左衛門が紹運に用件を話した。
 

用件を聞いた紹運は、

「嫁にしてくれ。」

と言う姫にあきれ、当惑した。

 

さらに言葉を失った紹運に対し、

六左衛門は、「もし姫をめとらなかったら姫を殺し、自分も切腹する。」

と言ってきた。
 

二人を死なせたく無いと思った紹運は、

自ら姫の手をとり奥の間へ導いた。

紹運は姫を統増(直次)の嫁にすることにした。

 

そして天正14年2月、姫は統増に輿入れしたという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ 乱世の華・高橋紹運、目次

 

 

 

 

 

ごきげんよう!