「人には相口(あいくち)、不相口がある。
相口とは他人の思いを知りそれに合わせること。不相口とは逆らって異見を言うこと。
大切なのは不相口であり、相口の部下ばかり重用し周りに置くのは心地よいが、
その者にとって決して良いことではない。
不相口の者の異見にこそ、耳を傾けるのが将として肝要である。」
将たるものは広く情報を集め物事を判断をせねばならないので、
自分と異なる意見「不相口」を聞き入れ、
より多くの判断材料を取り入れるべきだという事。
家臣間の友好関係を調べ、メモまで作り、
家臣同士の相性を見た上で役目に配置していたが、
上下関係に関しては、また一味違う考えを持っていた黒田官兵衛さんの話。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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