秀吉の将棋と、秀次の将棋☆ | げむおた街道をゆく

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黒田如水、曰く。


「私は将棋が好きなので、関白秀次公の相手をさせられるんだ。

実力は秀次公の方が少し上なんだけど、秀次公は私が本気で勝負して、

秀次公に負けるとお前わざと負けたろう、

もう一勝負しろとおっしゃるんだよな。

で秀吉公も将棋をやるんだよ。

どうもあの人は駒の動かしかたくらいしか、わからないみたいだね。

ある時、将棋名人が秀吉公と勝負した事があったんだが、
相手は遠慮してわざと負けるわけだ。

秀吉公はもちろんそんな事お見通しなんだが、勝った勝ったと喜ぶのよね。

そんなんだから私は思うんだ。

器の小っさい秀次公には秀吉公の後継ぎなんて到底無理だってさ。」

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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