吉野・臥竜梅の話。
経緯で豊後にきた梅なのだけれど、この梅と宗麟の逸話がある。
永禄3年の正月、大友宗麟がこの地を遊覧し、
その地の城主によって観梅の宴を催された。
宗麟は梅を活花にしようと、御用人に枝を折らせる。
が、御用人は気絶。
起きたと思ったら、
「自分は太宰府の天神だ。お前はこの地の主だから今回は見逃す。
でもまたやったら殺す。」
と叫んで再び気絶した。
宗麟は己の無礼を謝罪し、
折った枝で御神体を刻み奉納する神殿を造り、毎年祭りを行った。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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