ポルトガルからやって来た宣教師ルイス・フロイスが、
信長さんに初めて会ったのは、
二条城を作っている工事現場の橋の上でした。
その時、信長は、この遠来の異人に、
「年齢はいくつか、いつ日本に来たか?
ポルトガルから日本までどのくらいの距離か?」
などの質問と共に、
「お主の両親は、ポルトガルでお主に会いたいと思ってはいないのか?」
と聞いています。
つまり「両親は心配してないのか?」と聞いたわけです。
好奇心を満たす質問をする一方で、
相手の肉親を気遣う一面を持っていたのです。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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