秀吉はある時、こんな事を言った。
「遺言は死ぬ時にするものだが、病気が重い時に遺言するのは絶対に駄目だ。
というのも、そういう場合は頭が混乱して整理できないのだ。
また、言いたい事が言えないし、余計な事を言うかもしれない。
そうなれば残った者は誤解する。
故に自分が与えたい者ではなく、与えたくない者に遺産が渡るかもしれない。
よく心に留めなければならぬ。
遺言は己が健康で平穏な時に、しなければならないのだ。」
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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