壬辰年、秀吉が朝鮮に攻め入ろうとしたときの事。
秀吉が関門海峡を渡ろうとすると、
船頭が、
「逆風が来るから。」
と言い船を出さなかった。
これに秀吉が激怒、船頭を引っ張り出してなで斬りにした。
やがて邪魔者はいなくなったと船を出そうとすると、
なで斬りにした船頭の言葉通り狂ったような逆風が吹きだした。
秀吉は後悔して海上に祠を作り碑を建てたという。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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