伝統の処刑法☆ | げむおた街道をゆく

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信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。


太閤秀吉の側室の1人が病気になった。
秀吉は彼女にいくらかの金銀を持たせ、療養のために実家に帰してやった。
 

しかし、ここで不幸な誤解が起こる。
彼女は、

「もはや側室ではなくなった。」

と誤解してしまったのだ。
 

そして別の男と再婚し、一子を儲けた上、

秀吉に挨拶しに来てしまったからさあ大変。

「久しぶりじゃな。一体どこにいたのか。」
 

「夫の家です。」
 

「……は?」
 

「ノコギリ挽きじゃ!」

夫婦は1本の柱に縛り付けられた状態で、腰まで地面に埋められ、

竹製のノコギリと共に放置された。
 

しかし、通行人が少なかったのであろうか、3日経っても夫婦は死なず、

結局普通に斬首された。
なお、女の母親、女の子供とその乳母は火あぶりにされた。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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→ 太閤記・異聞、目次

 

 

 

 

 

ごきげんよう!