呪詛☆ | げむおた街道をゆく

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前田利家は、常々、

「呪詛とかしないほうがいいぞ。意味ないから。」

と言っていたそうだ。
その理由はこうである。

利家が、織田信長からの命で前田の家督を継ぎ、

荒子の所領を兄である蔵人から引き渡されたとき、

兄の内室は大変に怒り憤り、屋敷の中に様々な呪いごとをして、
さらにそれが外に逃げないよう障子屏風まで完全に封じさせた上で、

屋敷より出たのだそうだ。

ところが、
「わしはその兄嫁の呪いのかかった屋敷に入ってから吉事ばかりが起こり、
大いに出世もした。
これから考えるにつまり、人を呪うという事は全く効果がない、

やっても意味のない行為だと言うことだ。」

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 槍の又左・前田利家、目次

 

 

 

 

 

ごきげんよう!