家康の趣味のひとつに囲碁がある。
若いころは、くだらないと思っていたが、中年になって嵌ってしまったと、
おごうの方への手紙で述べている。
そして、家康の一番の碁敵が、浅野長政であった。
実力伯仲だけに双方熱くなり、長政が憎まれ口をたたいたり、
対局中、家康に助言した本因坊算砂に、
長政が、
「今度、助言したら斬る。」
と腹を立てることもあった。
長政がなくなった後、気落ちした家康は、しばらく碁を囲まなかったという。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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