家康は結構、派手好きで小袖には特に華やかな物を好んでおり、
「日本建築結構な事は秀吉に始まり、日本衣装結構な事は家康に始まり。」
と言われていた。
そして現代、褪色した服の柄しか残っていない家康の遺品を復元する際、
最初、染物師は、
「家康だから地味な色だろう。」
と思い、落ち着いた色にした。
しかし、化学分析によって判明した染料を用いてみたらなんと
黄金色になったという。
よく言われる金糸を用いた服というのは実際はこういう染物らしい。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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