津軽信枚☆ | げむおた街道をゆく

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弘前藩を築いた津軽信枚と、久保田藩を築いた佐竹義宣の話。

領域のはっきりしないまま秋田へ入った義宣、早速問題にぶち当たった。
北で津軽家との国境争いが勃発したのだ。
 

お家が不安定だった新米当主・信枚、家中への手前、強気にならざるをえない。
佐竹側も納得せず、結局は幕府の裁定に持ち込まれる。


この間、津軽では「あの」福島正則が弘前移封と決定しかかったり、
信枚には頭の痛い日々が続いていた。
 

一方の秋田でも、一揆鎮圧やら重臣粛清やらで、義宣は悪戦苦闘していた。

結果としては、義宣がほぼ信枚案を丸呑みする形で藩境が決着した。
信枚は、祝意を示すべく義宣や重臣らに上等の鷹を進呈する。

が、その直後、なんと信枚は義宣に借金の申し入れをした。
大々的に弘前城普請をしていたのだが、

それで上洛費用が工面できなくなったらしい。
プライドを捨てて頼んできた信枚に、義宣はぽんと判金100枚を貸した。

苦労人同士、なんか通じ合うところでもあったのかなあという話。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 今の世に稀な律義者・佐竹義宣、目次

 

 

 

 

 

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