鍋島直茂公が、ある時こんな事を語った。
「世の中の人ってみんな、自分と気の会う人間とばかり一緒にいようとするよね。
だけど、そう言う人との付き合いがいつも思い通りになるかと言うと、
そう言うわけじゃないだろ?
一度試しに、気の会わない人間とも親しくしてみようよ?
絶対何か、お互いに得る物があるはずさ。
これは友達付き合いに限った事じゃなくて、そもそも仕事だって、
最初『これは辛い仕事だ』って思えるものほど、
やり遂げれば身の為になるだろ?
それと一緒なんだ。
人との付き合いも、最初にどうにもとっつき辛いと思う人と、
かえって長年にわたって、
いい関係でいられたりするものなんだよ。」
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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