立花道雪、怒る。
立花道雪の知り合いであると名乗る高野山の聖が、九州を勧進して回っていた。
その事について、家臣の薦野増時からの問い合わせに対する、
道雪の返答。
「高野山の清泰院と言う聖が、
こちらにまかり越したいという十時和泉守への書状を拝見しましたが、
私は八幡に誓って、この聖に会った事はありません!
あの書状には私を知り合いの様に書いていますが、全くおかしな事です。
大体私は、後生の事など何も考えていない人間なので、
高野聖と知り合いになるなどありえません。
こっちにやって来るような事があれば、
捕まえて逆さ磔にしてやろうと考えています。」
雷神様を怒らせると怖いのだ。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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