氏康傷☆ | げむおた街道をゆく

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永禄7年正月8日、

下総国国府台において、北条氏康と里見義弘の合戦の砌、

敵味方入り乱れ、氏康の下知も聞こえぬほどとなった。

ここで氏康は「加美」と名付けた黒き馬に乗り、

白柄の長刀を持ち駆け出した。
そして剛敵を三十騎斬り落として猛威を振るい、

合戦に勝利を得た。

この時、彼は身に鑓刀の傷七ヶ所、

頬先に太刀傷をうけた。

 

この事があってより、侍の顔の傷を、

人は称して「氏康傷」と言うようになった。

 

 

 

  『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。  

 

 

 

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→ 相模の獅子・北条氏康、目次

 

 

 

 

 

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