馬の買い方☆ | げむおた街道をゆく

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竹中重治がある時言うには、

「侍たるもの、分の過ぎた馬を買うべきではないぞ。
分の過ぎた馬に乗れば、馬に乗って良き敵を見つけて飛び降りようとした時、

あるいは槍を合わせようと馬から降り立つ時、

こんな時でも馬添えの人間がついてきていなければ、
その馬は人に盗られてしまうだろう。
又、「この馬を失うのは惜しい」と言う気持ちが出て戦うのをためらい、

よい馬である故に返って功名の機会を逃す事もある。

侍は、金十両で馬を購入しようと考えたなら、

五両の馬を買うべきである。
それならば惜しげもなく飛び降り、乗り放てるし、

必要があって馬を捨てた時も、
余った五両で又馬を買うことが出来る。

馬に限らず、武士って言うのは普段から、

こういう心がけがあってしかるべきなんだよ。」

そんな、竹中重治流、馬の買い方。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。  

 

 

 

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