慶長2年(1597)に、小早川隆景が亡くなったが、
この時遺言で、
『我が領内の小郡という地を、黒田如水・長政親子が、
茶屋にしたいから借り受けたいと申し込んでくるだろう。
これは裏に理由のある事なので、絶対に貸してはならない。』
と、申し置いた。
その後一両年過ぎて、案の定黒田親子から、
小郡を借りたいと申し込んできた。
名将というものは、
予想も出来ないようなことまで察知する知恵があるのだろう。
どのような理由であっても貸与は難しいと答えたそうである。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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