察知する知恵☆ | げむおた街道をゆく

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慶長2年(1597)に、小早川隆景が亡くなったが、

この時遺言で、
『我が領内の小郡という地を、黒田如水・長政親子が、

茶屋にしたいから借り受けたいと申し込んでくるだろう。
これは裏に理由のある事なので、絶対に貸してはならない。』

と、申し置いた。

その後一両年過ぎて、案の定黒田親子から、

小郡を借りたいと申し込んできた。
名将というものは、

予想も出来ないようなことまで察知する知恵があるのだろう。

 

どのような理由であっても貸与は難しいと答えたそうである。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ 仁将・小早川隆景、目次

 

 

 

 

 

ごきげんよう!