ある時、政宗は、御夜話に登城し御酒宴は長くなったところ、
政宗が御見え申さぬので(徳川家光は)、
「また外したか。」と仰せになった。
しかし、御次の間に脇差があったので、退出仕ってはいまいとのことで、
所々を探したが見え申さず、中の御門へ聞きに遣わした。
すると、とっくに退出したとの趣を言上したので、
脇差を御取り寄せて御覧になれば、中身は竹だったので御笑い遊ばされたという。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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