我の行く先、火の手が上がりたる☆ | げむおた街道をゆく

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大坂の陣の陣触れがあった時、伊達政宗は嘉例であるとして、

仙台より七里出た所で最初の宿所をとった。

 

ところがその場所に到着した時分、そこに火事が出た。

ここで政宗は日比の山伏の格好をして貝を吹かせ、

「さあ、鬨の声をあげよ!」

と、軍勢に声を上げさせると。

「なんとめでたい事だろうか! 我の行く先、火の手が上がりたる!」

そう言って機嫌よく、次の在所にて宿泊した。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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→ 独眼竜政宗・異聞、目次

 

 

 

 

ごきげんよう!