ある日政宗は、縁側で家宝の天目茶碗を手にとって眺めていた。
そしてうっかり手を滑らしてしまったが、なんとか茶碗を落とさずにすんだ。
冷や汗を流した後、ホッと息をついて小考。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
何を考えたか、天目茶碗をわざわざ庭石にぶつけて粉々にしてしまった。
「ええい! 茶碗ごときがわしを脅かすとは!」
と叫びながら・・・・・・・・・・・・。
政宗のちょっと(かっこ)悪い話。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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