天正14年、九州統一に向け北上する島津軍は、
大友方高橋紹運守る筑前岩屋城に攻め掛かった。
城攻めは、し烈を極め、従軍していた日向新納院高城城主・山田有信は、
敵兵の落とした巨石に当たり絶息してしまう。
有信絶体絶命これを聞きつけ駆けつけた島津義弘。
義弘は関屋清左衛門に命じ、草葉を封印した手巾で有信の胴を締めさせた。
すると、今まで息のなかった有信であったがたちどころに息を吹き返したという。
武芸一辺倒でない医術にも秀でた義弘の文武両道ないい話。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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