我は何をか那須ノ原☆ | げむおた街道をゆく

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文禄元年、朝鮮の役のため、

会津より上洛の途に付いた蒲生氏郷は、途中那須ノ原という場所を通った。

そこはあまりに人気無く、非常に物寂しい場所であった。

 

ここで氏郷は思いつくままに、一首詠んだ。

『世の中に 我は何をか那須ノ原 なすわざもなく年や経ぬべき』

そう言葉にして、打ち過ぎたという。

 

 氏郷みたいな人でも、

「俺は何も成さずに今まで生きてきてしまった。」

みたいに思うことあったのですね。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ レオン氏郷・異聞、目次

 

 

 

 

 

 

 

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