九戸政実の乱始末☆ | げむおた街道をゆく

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九戸政実の乱において、

蒲生氏郷を始めとする豊臣軍の寄手は政実の籠もる九戸城を激しく攻め立てたが、
要害である九戸城に籠もる兵たちは戦意も高く、これを攻略することは難しかった。

寄手は一旦退却し、その日は人馬を休め、

明朝攻めるのだと皆が油断していた所に、氏郷は竹束を用意させ、
夜中に仕寄に竹束を付けた。

これにより寄手の軍勢は手負い無く、城を攻めることが出来た。
蒲生氏郷は九戸城が屈強の地であり容易に攻めることが出来ないことを考え、

竹束を付けたのである。

寄手は数千丁の鉄砲を並べて城を撃ちすくめると、城中は難儀に及び、

ついに堪えかね
『降参仕るによって身命を助け、釈明のため京都に上がりたい。』

と申し出たため、
寄手の軍はこれを了承し、籠城衆を三ノ丸に移動させ、本丸を接収した。

九戸政実に警護の武士を置き、九戸家中の者達は三ノ丸の長屋に押し込めたが、

彼らはそこで焼き殺された。

そこから逃げようとした者達は、弓鉄砲で撃ち殺された。
それは目も当てられぬ有り様であった。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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