敵を倒すことについて☆ | げむおた街道をゆく

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ある戦の折り、謙信の家臣に中条と名胡桃という者がおり、
中条は鉄砲を使って8人を討ち取り、
名胡桃は刀を使って7人を討ち取る働きをした。
 

そしてこの二人の武功のどちらがすごいのかという話になり、
謙信の養子である三郎景虎に聞くと、

 

景虎は、
「鉄砲は遠くから撃つものだし、卑怯でしょ。
やっぱり敵の懐で戦う刀で7人倒す方が凄いんじゃない?」
と言って名胡桃の方を誉めた。

するとこの話を聞いた謙信、
「鉄砲が卑怯?
どんな武器であれ敵を倒したのには変わりない。
各自自分が使う武器で働けばよいのだ。
人の上に立つ者としてそのように軽々しいことを口にするものではない。」
と怒り、景虎を睨んだという。

一方、喜平次は目潰し攻撃で、剛の者を討ち取り謙信に誉められた。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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→ 越後の龍・上杉謙信、目次

 

 

 

 

 

 

 

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