韋厳の竹如意に学ぶ☆ | げむおた街道をゆく

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上杉謙信は小男であり、左の足に気腫があり、足を引きずって歩く癖があった。
その容貌はそれほど優れた人ではなかったが、

鋭気鬱勃、颯爽として近付き難い威があった。

だいたいの合戦では具足を着ず、黒い綿の道服を着て鉄の小さい車笠を被り、

采配や軍扇を執らず、ただ青竹の三尺ばかりの、

杖のようなものを持って馬にまたがり、

電雷の如く疾駆し、その青竹を振って指揮したという。

これは梁の韋厳(韋叡)の竹如意(韋叡は生来体が弱く、戦場でも馬に乗ったことがなく、

常に儒服をまとい輿に乗り、竹の如意で軍を指揮した、という逸話)に、

倣った物だという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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→ 越後の龍・上杉謙信、目次

 

 

 

 

 

 

 

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