信長の首☆ | げむおた街道をゆく

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信長の遺骸は本能寺と共に灰燼に帰したことは誰もが知るところではあるが、

一説では信長の首は発見されていたと言う話がある。

自称、光秀の従父兄弟である明智左馬助光春は、

本能寺焼け跡から信長の首と切腹に使用された短刀を得た。
 

光春は、主君光秀に、

かつて信長が武田勝頼、朝倉義景、浅井親子の首を罵詈したような真似をさせては、

世間の同情を得られず逆賊の汚名を着るのは必須と判断し短刀のみを光秀に見せ、

信長の首を隠してしまったという。

その後、光秀は秀吉に敗れたとの敗報を聞いた光春は坂本城に逃れたが、

瞬く間に羽柴軍に包囲された。
 

光春は櫓に上り城内外に「明日明朝に切腹するから今日は皆涼んでおけ」と叫び、

翌朝城に火をかけて自刃した。

主君を案じる忠義と最後まで豪胆を見せた光春の良いはなし。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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