佐野の人形工房 吉貞店長の吉田です。
今日は、曇りで肌寒い日でした。
今日もお雛様の話をします。
おひな様は、赤ちゃんの分身です。
良くない事を代わりに受ける役割もありますが、
おひな様の待遇を良くしてあげる事が赤ちゃん本人が良くなる事につながるとも考えられていまいした。
だから、立派な衣装を着た殿様と、結婚した形を 飾りにしてあげることで、本人が幸せな結婚ができるこ
とに繋がると考え方で、お節句にお願いするようになりました。
また、毎年このお願いをしていくことで、本当にそうなると信じられていました。
幸せは、急に来ない予めお祝いをして待ち構えていて初めて来てくれるものなのだ。
こういう考え方を予祝と言います。
昔の人たちの子供への思いすごいですね。
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