糖質制限食とがん治療 | 鉄爺の肺がん奮闘記

鉄爺の肺がん奮闘記

2021年12月にステージⅣで余命半年の告知。
抗がん剤等のお陰で半年、一年が過ぎ、
気持ちもある程度落ち着いて来たので、
備忘録としてのブログを書いています。

そもそもの始まりは

大阪大学のケトン食と

癌の関係での5年間の

研究報告を読んで

信じ込んでしまった。

 

癌ケトン食療法の現状と課題 |

 萩原圭祐 先生(大阪大学) | 

栄養ニューズオンライン |

 栄養NEWS ONLINE 

 

日本ケトン食療法学会 (jkdsinfo.jp)

 

癌のエサは糖で
糖の元になる炭水化物を断てば

癌を飢餓状態に追い込める。
その状態の弱った癌に対して
抗がん剤の投与で効果的に攻撃!

という理屈だった。

人も炭水化物がエネルギー元

その代わりにMCTオイルを

摂ってエネルギー源とする!

 

大阪大学病院へ

がんの関連で受診された方が

ケトン食とがん治療の事を

医師に尋ねたら…

糖質制限?って何ですか?

という感じで話しも通じず
大阪大学病院でもケトン食併用の

がんの治療はしていないみたい。

 

そこからのケトン食への不信感。

 

色んな本を探して実践してた。

とりあえず買った本だけど

何となくがんには良さそうな

糖質制限食と思えてしまう。

 

自分はスーパーケトジェニックで

一日の糖質摂取量を20g以下に!

と言っても50gくらいまでは

行ってたかも。

結構大変でしたが

ほぼ真面目に1年くらい続けました。

結果は判りません笑い泣き

 

最初のオプジーボとヤーボイで

直径8cmの肺がんが3か月で

4.5cmまで縮小したけれど

色んな副作用で入退院の繰り返し

その後オプジーボとヤーボイは中止

その間は抗がん剤も打たずに

糖質制限食と高濃度ビタミンの

点滴などしても

がんは4.5cmから5.5cmに増大

 

まあ、その間は抗がん剤が

打てていないので

何とも言えないです。

 

私の主治医はケトン食などでは無く

普通に食事をした方が良いと

思いますけど…と言う程度しか

勧めては来ないので続けていました

 

ここ最近は糖の摂り過ぎには

注意していますが

極力普通の食事を

美味しく頂くように

心掛けるようにしています。

 

いつまで美味しいと思いながら

食事が出来るか分からないし爆  笑

 

なので、自分の人体実験の

結果ではエビデンスは

得られなかった!が結論です。