前回の続きです。
前回では、無敵の人になりましょう。それはどちらかいうと弱い人が無敵に近い。無敵とは、敵がいない人、みんな大好きという人のことを指します。
では弱い人が無敵になる方法はあるのでしょうか?
あります。
それは『美点発見』という手法です。
これも、心の学校・佐藤康行先生のノウハウです。
人の美しい点・素晴らしい点を『発見』するということです。
そして、それを人に伝えるのも良し、自分の心の中で発見するのもよし。どちらでもいいです。
ただ、もし、人に伝えればさらに効果は抜群です。
もう1度言います。
人の美点、美しい点、素晴らしい点を『発見』するのです。
ここからは、私の解釈になりますが、嫌な人の美しい点を発見する『努力』をする必要はあります。
例えば格闘家が、 相手を倒すために、より強くなるために、チャンピオンになるためにトレーニングを重ねていくように、
弱い人も、敵のいない、みんな味方、みんな仲間の無敵の人になるために、血のにじむような努力をする必要があるのです
・・・冗談です。(笑)。すみません。これでは 私の標榜する『ゆるく回復』にはなりませんね。
血のにじむような努力をする必要はないけども、楽しくやってみてほしいです。
具体的なやり方をお伝えします。
白紙の紙を用意します。
そして、誰か、思い浮かぶ人の名前を一番上に書きます。
そして、その方の美しい点・素晴らしい点を書き出していくのです。
できるだけ沢山、そして100個発見することを目指しましょう 。
初めは一個だけでもいいです。
当てつけでも良いです。
コツはとにかく『紙に書き出す』こと。書くのがポイントです。
言葉をアウトプットするのです。
すると紙に書いた1つの言葉から、色々な言葉が引っぱられて出てくるようになります。
この美点発見の効果、やってみて初めてわかる効果、凄いです。
この方法、何と全日空の社員研修に取り入れられています。職場環境が大変よくなったそうです。
そして、飛行機事故の原因となり得るミス(インシデントと言うそうです)が劇的に減ったと、全日空の役員の奥様が仰っていました。
またあるいじめで苦しんでいた高校生の女の子が、佐藤先生に相談したところ、そのいじめてくる子の美点発見をやると良いよといわれ、帰りの新幹線の中で、ひたすらいじめっ子の美点発見を紙に書き続けたそうです。
そして、驚いたのは次の日、登校した時でした。
続きます。
ありがとうございました。