首相候補と言われ長らく待機させれたきた岸田に期待されていたのは

岸田首相は、ある意味で『待望』の人物だった。なんとも長期政権だった阿部晋一郎の後に菅義偉が何の政策もなく政権を取り、すぐに、まるで冗談のようにその責任を投げ出して、岸田文雄にバトンタッチでもするように政権を渡した。

 

首相候補と言われ長らく待機させれたきた岸田に期待されていたのは、日本を甦らせるような政策の転換 だっ.た.。しかし、期待は見事に裏切られた。こまごました新政策は出されものの、沈殿している日本を浮上させるほどの政策はいまだ打ち出されていない。

 

●それは何かといえば、エネルギー革命であって地球温暖化対策なのだ。

では、岸田首相にやるべき政策は残されていないのだろうか.待たされている間にやりたかったことが阿部、菅の政治に皆やらてしまったのだろうか。前任者がそれほど優れた政治家なら、日本は現在のように落ち込んでいない。

 

やってはならない憲法改定にこだわり、財政再建など奇妙なことに拘泥して見失ってしまった日本の直面している重大問題。これを岸田も気が付かなかったのだ。それは何かといえば、エネルギー革命であって地球温暖化対策なのだ。

 

この問題を日本は、技術的に解決している。

これは、世界が直面している問題と同じだ。一国の課題が世界の重要課題と同じとなるのは珍しいことだが、それだけ、日本が先進しているということだろう。というのは、この問題を日本は、技術的に解決しているからだ。

 

ウクライナ戦争で大問題になったロシア産のガスによる電力をエネルギ-として生活しているヨーロッパは、これが、地球温暖化の大きな原因だとなっている。しかし、これ以外の方法で電気を起こすことはできない、と、困窮している。

 

●自然エネルギーを水素に変え、そこから電気を直接的に注出する技術を量産化

一部に自然エネルギーに活路を見出そうとしている国もあるが、量的に天然ガスに代わることはできないのだ。これを、自然エネルギーを水素に変え、これを圧縮し個体化することにより、そこから電気を直接的に注出する技術を量産化することに成功できたのは日本だけだ。

 

水素を圧縮してボンベにいれ、そこから電気エネルギ-を取り出し、それでクルマを動かす、この方法なら問題のco2を発生させずに現代社会に必要な電気を消費することができる。今流行りの電気自動車は、発電時にco2を発生させてしまので温暖化対策にはならない。

 

トヨタは、この画期な機構のクルマを市販寸前まで開発していた。

燃料電池車(FCEV)がこれだ。日本のトヨタ自動車は早くからこれならco2を発生させずに水だけを出すだけだとして開発、すでに20年以上前にバスなどを走行させていた。トヨタは、この画期な機構のクルマを市販寸前まで開発していた。

 

だが、最大の市場になっていた中国が単なるEVを発売し、日本の日産もEVを本命として市販したため、トヨタも水素をエネルギーとする社会環境が整っていないので、同様にEVの市販化へと転換したのだ。

 

そんな手遅れになっているのに、政治家たちはことの重大さにきずかず、核エネルギーにこだわっているのだ。原子力産業に固執することで私利を守っている人々に引きずられているわけなのだ。岸田首相は、このことを察知して世界に先駆けて水素エネルギー革命を宣言すべきである。自然エネルギーの生産拡大と水素エネルギーへの転換、これをやれば日本は甦り世界をリードで来るようになる。

 

 

ロシヤが動乱となれば、世界が不安定に成り日本も巻き込まれる危険もある。

すでに勝敗は決まっている。一週間で片付く、と豪語してウクライナへ攻め入ったのに1年経っても、まだ東部の一部を占領しただけだ。プーチン大統領は、軍を出したのはいいが引けば負けたと言われ、このままでは恥さらしになってしまう。。

まさか、核兵器を使うわけにもいかず野垂れ死にしてしまうのではないか。秘密警察の力で大統領になったプーチンなのに、ウクライナが侵入を予想して防衛を固めていたことを知らずに攻め込んだのは、何とも迂闊なことをしたものだと思う。

人間の殺し合いごっこの戦争を終わらせるのは、彼自身の責任なのだ。

人間慢心すると状況を見失うものだが、プーチンも其の類か。しかし、この先。どうなるのか、やけくそになったり、自分を見失って,戦争拡大を図ってロシアが混迷に落ってしまうのか。非常に心配だ。ロシヤが動乱となれば、世界が不安定に成り日本も巻き込まれる危険もある。

 

それは、第三次世界戦争に成ってしまう。そういう意味でウクライナ戦争を興味本位で見守っている場合ではない。それにしても、プーチンとしてはやるだけのことはやってしまった感がある。人間の殺し合いごっこになっているこの戦争を終わらせるのは、彼自身の責任なのだが。

 

 

 

 

この言い分にしたがっていると、人類はいずれ滅亡してしまうだろう。

原発ゼロは幽霊のように突然に現れて、また、消え去ろとしている。この忌まわしい幽霊を操っているのは、道義や正義には関心のない利己主義者たちだ。原子力という悪魔的な力に喰らいついていたため明るい太陽の光がまぶしくなり、目が見えなくなってしまったのだ。

 

いまだに、co2が出ないとか、エネルギーを輸入している国だからといって原発の必要性を主張している。自らが自己の存在の意義を主張できない悪魔なのだ。だが、この言い分にしたがっていると、人類はいずれ滅亡してしまうだろう。

 

●放射能には人類はおろか生命の存在を否定する力がある。

いずれ滅亡するのは人類だけではなく、地球も放射能にまみれて死の星となってしまうのだと思う。放射能には人類はおろか生命の存在を否定する力がある。これを避けて人類がco2の発生なしにエネルギーを利用できるのは、実用化できていない水素エネルギーだけだ。

 

ところが、水素エネルギーは、実は技術的にはすでに実用化に成功しているのだ。人が毎日利用しているクリマを水素で走らせることが出来ているのだ。水素から電力を取り出しクルマを走らせる水素自動車の技術が完成していたのである。

 

トヨタは電気自動車の本命はこの水素自動車(FCV)だと思って完成を急いできた.

それを実現させたのは日本のトヨタ自動車だ。トヨタは電気自動車の本命はこの水素自動車(FCV)だと思って完成を急いできたが、中国が普通の電気自動車(EV)を量産化するとみて、切り替え、自社も同調することにしたのだ。利益を優先させて足踏みしたわけだ。

 

これは、地球温暖化問題の大きな後退だ。しかし、日本には燃料としての水素をクルマに使う分だけ生産できない状況なので、トヨタとしてはやむを得ないことだった。技術開発に社会環境の整備が遅れてしまったのだ。

 

太陽光発電とか風力発電が普及してきたので、問題が解決さた。

やっと公的なバスにFCVを使うことにしはじめたが、これが1台で1億円もするとのこと、とても実用できるものでない。これは初期導入のもので、量産化すればガソリン車より安くなるはずだ。ガソリンエンジンより部品が少なく生産できるからだ。

 

そのため、配電不要となり電線も電柱も要らなくなり、したがって停電も起きない。co2の心配はない。ただ、水素エネルギーには、大気中から取り出すのに電力がいるという問題があった。しかし、太陽光発電とか風力発電が普及してきたので、それが解決されてきた。

 

●例えば、日本には6,852の島があり、このうち無人島が416もあって、これらで発電して現地で水素を生産する体制を作れば、日本はエネルギー大国となる。燃料の輸入をしなくてもよくなるのだ。これは画期的なことだ。世界経済の大展開になる。これは、今、急がなければならない重大事だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜか普及が進まない水素エネルギー.

水素エネルギーこそ、何かと手詰まりになっている技術革命の本命だと思うが、なぜか普及が進まない。原子力発電はもちろんガスや天然発電も水素による発電に切り替えれば、日本だけではなく世界が一変してしまう。

 

水素エネルギーは、直接に発電してco2をださない。水素と酸素を反応させて電気を起こすことができる。発生するのは水だけだ。それでモーターを回すのが燃料電池車(FCV)で、すでにトヨタ・ミライほか数車市販されている。

 

●単なる電気自動車では地球温暖化を温暖化を抑えることはできない。

これが普及しないのは,インフラ(インフラストラクチャー 社会設備環境)が整っていないためだ。つまり、民間の技術開発が先に進んでいるのだ。当初、トヨタはFCVが本命とみて開発を急いでいたが、中国で水素ではない電気自動車の販売に力を入れるとみて、歩調を合わせることにしたのだ。

 

しかし、単なる電気自動車では地球温暖化を温暖化を抑えることはできない。発電するために

温暖化の原因になるCO2を発生させるからだ。燃料電池車(FCV)なら発電するのにCO2を発生せず、水が出るだけだ。

 

単なる電気自動車では地球温暖化を抑えることはできない。

この他にFCVには、4つのメリットがある。一つはエネルギー効率はガソリン車の2倍で低出力域でも高効率を維持できる。地球の大気中に無限といってもいいほどある水素から取り出すのに電力が必だが、太陽、風、地熱などによる電力が普及してこの問題も解決した。

 

さらに、工場からの副産物、化石燃料の改質(CO2回収による低炭素化も可能)、再生可能エネルギーを用いた水の電気分解等の様々な方法により水素を製造することも出来、単なる電気自動車では地球温暖化を抑えることはできない(水素の充填時間は3分程度)。

 

最大の反対者は電力会社。この組織は時代遅れの核発電を抱えている。

社会設備環境(インフラ)が整っていないために水素エネルギーが普及しないと書いたが、これだけメリットがあるエネルギーが普及しないのは、実はそうなっては困る保守勢力があるからだ。最大の反対者は電力会社だ。この巨大な組織は時代遅れの核発電を抱えており、そうなれば企業の存命に関わる一大事になるの

 

この驚くべきエネルギー革命を成し遂げたのは、名古屋の自動車メカーのトヨタだ。だが、社会環境を激変させる力はなく、中国などの電気自動車に歩調を合わせて自らも足踏みしたのだ。こういうところがトヨタの〚複眼流』というやつだ。

 

日本のエネルギー革命を行い、世界の本格的な脱炭化の実現を目指せ。

ところが、地球温暖化が大問題になり、事情は一辺した。脱炭化が緊急課題となってきて、水素エネルギーは時を待てないことになっている。クルマで実用化に成功したトヨタの技術を使って日本のエネルギー革命を行い、世界の本格的な脱炭化の実現を目指すべきだ。

 

お金が必要なら貸すよ、というのは経済対策ではない。

岸田首相はようやく、というのは失礼だがついに就任したのに、なぜ総理大臣になったのか国民にはさっぱり分からない。政治家というものは、自分が総理大臣になればこんな政策をやって国民に喜んでもらおう、と考えているものだ、と思っていたのだが、岸田首相にはなぜか何も感じない。

 

経済対策、と言っても予算をてんこもりするだけで国民には意味不明だ。これでは、景気は良くならないではないか。お金が必要なら貸すよ、というのは経済対策ではない。単なる金融緩和政策に過ぎないい。これは政府ではなく日銀の仕事だ。

 

●5年計画を打ち出し、そこに財政を集中的に投入するような大きな経済対策が必要。

そんなことで景気をよくしようとするのは,間違いだ。国民には何をすればいいのかわからないではないか。財政もばらまきでは国の方針が見えないので、さてどうしようか、と戸惑ってしまうのだ。かつて政府がやってきたように、5年計画を打ち出して、そこに財政を集中的に投入するような、大きな経済対策が必要だ。

 

やるべき事が何もないわけではない。一つは治山治水、これは全国各地で必要だ。今こそ、国の資金を投入して徹底して行なう必要がある。もう一つはエネルギー革命で、これは水素による無公害化という世界的な大規模政策だ。

 

まるで宝の山を登らずに茨の道をうろついているようなもの。

水素エネルギーはすでにクルマで実現しており、数は少ないが街を走り回っている。技術的には完しているのだ。なぜ普及しないのか、というと、国が積極的に取り込まないからだ。これでは、まるで宝の山を登らずに茨の道をうろついているようなものだ。

 

政府が『これをやろう』と方針を示して財政を集中して投入すれば、民間も一斉にその方針に賛同して投資して経済は活性化するものだ。何かとものあまり状になって国家的な目標を立てずらいのだが、治山治水と水素エネルギーへの転換は、今こそ政府と民間が一体となって取り組むべき問題だ。