この言い分にしたがっていると、人類はいずれ滅亡してしまうだろう。

原発ゼロは幽霊のように突然に現れて、また、消え去ろとしている。この忌まわしい幽霊を操っているのは、道義や正義には関心のない利己主義者たちだ。原子力という悪魔的な力に喰らいついていたため明るい太陽の光がまぶしくなり、目が見えなくなってしまったのだ。

 

いまだに、co2が出ないとか、エネルギーを輸入している国だからといって原発の必要性を主張している。自らが自己の存在の意義を主張できない悪魔なのだ。だが、この言い分にしたがっていると、人類はいずれ滅亡してしまうだろう。

 

●放射能には人類はおろか生命の存在を否定する力がある。

いずれ滅亡するのは人類だけではなく、地球も放射能にまみれて死の星となってしまうのだと思う。放射能には人類はおろか生命の存在を否定する力がある。これを避けて人類がco2の発生なしにエネルギーを利用できるのは、実用化できていない水素エネルギーだけだ。

 

ところが、水素エネルギーは、実は技術的にはすでに実用化に成功しているのだ。人が毎日利用しているクリマを水素で走らせることが出来ているのだ。水素から電力を取り出しクルマを走らせる水素自動車の技術が完成していたのである。

 

トヨタは電気自動車の本命はこの水素自動車(FCV)だと思って完成を急いできた.

それを実現させたのは日本のトヨタ自動車だ。トヨタは電気自動車の本命はこの水素自動車(FCV)だと思って完成を急いできたが、中国が普通の電気自動車(EV)を量産化するとみて、切り替え、自社も同調することにしたのだ。利益を優先させて足踏みしたわけだ。

 

これは、地球温暖化問題の大きな後退だ。しかし、日本には燃料としての水素をクルマに使う分だけ生産できない状況なので、トヨタとしてはやむを得ないことだった。技術開発に社会環境の整備が遅れてしまったのだ。

 

太陽光発電とか風力発電が普及してきたので、問題が解決さた。

やっと公的なバスにFCVを使うことにしはじめたが、これが1台で1億円もするとのこと、とても実用できるものでない。これは初期導入のもので、量産化すればガソリン車より安くなるはずだ。ガソリンエンジンより部品が少なく生産できるからだ。

 

そのため、配電不要となり電線も電柱も要らなくなり、したがって停電も起きない。co2の心配はない。ただ、水素エネルギーには、大気中から取り出すのに電力がいるという問題があった。しかし、太陽光発電とか風力発電が普及してきたので、それが解決されてきた。

 

●例えば、日本には6,852の島があり、このうち無人島が416もあって、これらで発電して現地で水素を生産する体制を作れば、日本はエネルギー大国となる。燃料の輸入をしなくてもよくなるのだ。これは画期的なことだ。世界経済の大展開になる。これは、今、急がなければならない重大事だ。